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 ありふれた日常の中で、小さな発見や、ささやかな喜び、そして悲しみを言葉にすることで、 明日への元気になるような日記が書けたらいいなぁ・・・
 合掌
2015年12月30日 (水) | 編集 |
暮れの29日・・・・
いや、もう30日になっていた深夜2時過ぎ

てっきり友達と飲み会に行っている次男からの
迎えに来てという連絡かと思ってスマホを見ると
近所に住む従兄弟のお嬢さんからの電話だった

「おばあちゃんが急に容体が悪くなったので
 すぐに来て下さいと病院から連絡があって
 うちの両親はもう病院の方へ向かいました」




私の父が亡くなって、かれこれ19年になる

私が生まれる前にすでに亡くなっている人たちを別にすれば
父の兄弟は姉がひとり 妹が3人

その中の、すぐ下の妹であるT叔母さんは
私の実家のすぐ近く(徒歩1~2分)に住んでいたこともあり
T叔母さんの家族(叔父さん叔母さんと従兄弟2人)は
私の両親と私にとって、とてもとても近しい親戚で
ずっと長い間、本当にお世話になってきた

T叔母は今年88歳だったけれど
14年前に倒れて、
それ以来ほとんど意識のないような状態で入院していた

私の母がまだ実家でひとり暮らしをしていた頃は
母と、T叔母の4歳下のA叔母を誘って
3人でT叔母のお見舞いをして
それからランチと買い物に連れて行ってあげるのが
1ヶ月~2ヶ月に1度の恒例行事だった

寝たきりのT叔母の病室には
ほぼ毎日叔父が付き添っていたので
みんなでT叔母に話しかけたり
T叔父とお喋りをしたり

そんな感じで10年以上が過ぎ

4年前から私の母が施設に入所し

元気だったT叔父が、
寝たきりのT叔母より先に2年前に87歳で亡くなり

最近ではめっきり
T叔母のお見舞いに行ける回数が少なくなってしまったけれど
それでも時々はA叔母を誘って会いに行っていた


もう14年も寝たきりだった88歳の叔母さんなので

身内のみんなは
いつかそんな日がくることはずいぶん前から覚悟はしていた

それでも、いざ「その時」がくるとやっぱりびっくりして慌てるし
もちろん残念で、悲しいものだ


しかもそれが、何の前触れもなく
突然の夜中の急変で

さらによりによって、年末の30日の未明とは

こんなことってあるんだ・・・・・


それからは葬儀社の方に連絡したり
関係の身内へ連絡したり
慌ただしく病室の私物を荷造りしたり

従兄弟と一緒に病院へ駆けつけた奥さんが
ショックで貧血で病院で倒れ、休んでもらっていたこともあり

何がなにやら。。。という感じのまま各種手続きが怒濤のイキオイで進み


葬儀社の方との打ち合わせで

本来なら30日に亡くなれば
翌31日がお通夜、1日が告別式ということになるのだけれど
1月1日だけは日本中火葬場がお休みなため

本日30日の夜にお通夜、大晦日にお葬式にするか
そうでなければ
1日にお通夜、2日にお葬式にするか

どちらにするか早く決めないと
火葬場の予約がそうしている間にもどんどん埋まってしまいます

と、言われ

真夜中なため
T叔母の東京に住むもうひとりの息子である従兄弟や
他の地方に住む孫や兄弟に
どちらなら来られるかを急いで訊くなど

本当に慌ただしく事務的話し合いや手続きを行い

結局この日の夜にはもうお通夜ということに決まって
そのための準備や連絡


こんな年末に大変なことになったと思ったけれど

あとになってみたら

遠くに住む身内や親戚で
お葬式に駆けつけることはなかなかできないような人たちも
年末年始休みだから、おまいりすることができる
ということもあったかもしれないね

ということになった

我が家の息子たちも小さいときからT叔母に可愛がってもらって
社会人になるまでずっとお年玉をもらったりしていた

野々市にいる長男はともかく
東京にいる次男や末っ子は
多分年末の今でなかったら
T叔母のお葬式のために駆けつけることはできなかっただろう

長男と次男はお通夜の時に
その夜に東京から帰省してきた末っ子は翌日のお葬式の時に
T叔母にお別れをすることができた



叔母は14年前の夏に倒れたのだけれど

その年の春に、桜が満開の頃

お花見ドライブをしようよと誘って

T叔母と叔父、そして私の母を乗せて

車で桜が咲いている場所を数ヶ所回って
車窓からだけれど一緒にお花見をした

そのとき叔母が
「ありがとう、ありがとう ジジちゃん
 他の誰がこんなことしてくれるいね。
 ジジちゃんならこそや。
 ありがとう」

って、何度も何度もありがとうと言ってくれたこと
今も昨日のことにように思い出す

それが元気だったT叔母との最後の思い出になった


叔母ちゃん

私こそ、今までいっぱい可愛がってもらって
本当にありがとう

                                        合掌
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